PostgreSQL の ltrim() 関数は、文字列の左側にある指定された文字、特殊記号、およびスペースを削除するために使用されます。これは基本的に、文字列の先頭の文字または先頭のスペースを削除する関数です。

ltrim() の構文

ltrim(string text, characters text)

string: 文字を削除する入力文字列。

characters: 入力文字列の左端から削除されるすべての文字を含む文字列。

PostgreSQL の ltrim() 関数の例

  1. 基本的な使用法 左側の指定された文字を削除します。
SELECT ltrim('xyxHello World', 'xy');

これは、文字列「xyxHello World」の左端から文字「x」と「y」を削除し、「Hello World」を返します。

出力:

PostgreSQL の ltrim() 関数: 1

2. 左側の空白をトリミングする(先頭の空白)

SELECT ltrim('  Hello World');

デフォルトでは、トリムする文字を指定しない場合、ltrim() は文字列の左端から空白を削除し (先頭の空白を削除)、「Hello World」を返します。

出力:

PostgreSQL の ltrim() 関数: 2

3. 左側のカスタム文字をトリミングする

SELECT ltrim('---Hello World', '-');

説明:これは文字列「—Hello World」の左端から文字「-」を削除し、’こんにちは世界’。

出力:

PostgreSQL の ltrim() 関数: 3

4. 左側の複数文字(特殊文字)のトリミング

SELECT ltrim('*!$!Hello World', '!*$');

説明:これは文字列の左端から「$」、「!」、「*」などの複数の特殊文字を削除し、’Hello World’。

出力:

PostgreSQL の ltrim() 関数: 4

PostgreSQLの列にltrim()関数を適用する

PostgreSQL の列で ltrim() 関数を使用するには、SELECT ステートメントで直接適用します。

テーブル: 「users」 – 「users」テーブルを例に挙げてみましょう。

PostgreSQL の ltrim() 関数: 5

ltrim() による選択

テーブルからデータを選択するときに、ltrim() を使用して特定の列の左側にある不要な文字をトリミングできます。

SELECT *, ltrim(username, ' *#$&^') AS trimmed_username FROM users;

ltrim(username, ‘*#$&^'):これにより、ユーザー名列から先頭のスペース、アスタリスク (*)、ドル記号 ($)、ハッシュ記号 (#) などの文字が削除され、トリミングされたユーザー名が次のように別の列に保存されます。

出力:

PostgreSQL の ltrim() 関数: 6

列にltrim()を使用すると、不要な先頭文字を削除してデータをクリーンアップできます。これはSELECTクエリで動的に行うことも、UPDATEステートメントで永続的に行うこともできます。