PostgreSQL では、文字列の列を指定した回数繰り返すには、repeat() 関数を使用します。repeat() 関数は、文字列と数値を引数として受け取り、その回数繰り返した文字列を返します。

repeat() 構文:

REPEAT(string, number_of_times)

string: 繰り返す文字列。

number_of_times: 文字列を繰り返す回数。

例 1: PostgreSQL で特定の文字列を繰り返す

文字列「PostgreSQL」を3回繰り返すには:

SELECT REPEAT('PostgreSQL', 3) AS repeated_string;

出力:

PostgreSQLで列の値を繰り返す - repeat() 1

例 2: PostgreSQL で列を繰り返す:

Zipcodes テーブルを使用します。

PostgreSQLで列の値を繰り返す - repeat() 2

PostgreSQL で列の値を繰り返すには、繰り返す回数とともに repeat 関数を使用します。

select *,REPEAT(state,3) as Repeat_States FROM zipcodes

状態列の繰り返し関数は列の値を3回繰り返すので、結果のテーブルは次のようになります。

出力:

PostgreSQLで列の値を繰り返す - repeat() 3

例 3: PostgreSQL で数値 (整数) 列を繰り返す:

PostgreSQL で数値列を繰り返すには、繰り返し関数を、Typest to Text (:: Text) および繰り返す回数とともに使用します。

select *,REPEAT(zip::text,2) as repeat_zip FROM zipcodes

Repeat()関数と型キャストにより、「zip」列の値が2回繰り返されるため、結果のテーブルは次のようになります。

出力:

PostgreSQLで列の値を繰り返す - repeat() 4