PostgreSQL の btrim() 関数は、文字列の左側と右側の両方にある指定された文字、特殊記号、およびスペースを削除するために使用されます。これは基本的に、文字列の先頭と末尾の両方の文字をトリミングする関数です。

btrim() の構文

btrim(string text, characters text)

string: 文字を削除する入力文字列

characters: 入力文字列の両端から削除されるすべての文字を含む文字列。

PostgreSQL の btrim() 関数の例

  1. 基本的な使用法 両側の指定された文字を削除します。
SELECT btrim('xyxHello Worldxyx', 'xy');

これは、文字列「xyxHello Worldxyx」の両端から文字「x」と「y」を削除し、「Hello World」を返します。

出力:

PostgreSQL の btrim() 関数: 1

2. 空白のトリミング

SELECT btrim('  Hello World  ');

デフォルトでは、トリミングする文字を指定しない場合、btrim() は文字列の両端から空白を削除し、「Hello World」を返します。

出力:

PostgreSQL の btrim() 関数: 2

3. カスタム文字のトリミング

SELECT btrim('---Hello World---', '-');

説明:これは文字列「—Hello World—」の両端から文字「-」を削除し、’Hello world’。

出力:

PostgreSQL の btrim() 関数: 3

4. 複数の文字(特殊文字)のトリミング

SELECT btrim('!$!Hello World!*', '!*$');

説明:これは文字列の両端から「$」、「!」、「*」などの複数の特殊文字を削除し、’Hello World’。

出力:

PostgreSQL の btrim() 関数: 4

PostgreSQLの列にbtrim()関数を適用する

PostgreSQL の列で btrim() 関数を使用するには、SELECT ステートメントで直接適用します。テーブル: 「users」 – 「users」テーブルを例に挙げてみましょう。

PostgreSQL の btrim() 関数: 5

btrim() による選択

テーブルからデータを選択するときに、btrim() を使用して不要な文字をトリミングできます。

SELECT *, btrim(username, ' *#$&^') AS trimmed_username FROM users;

btrim(username, ‘*#$&^'): これにより、ユーザー名列から先頭と末尾のスペース、アスタリスク (*)、ドル記号 ($)、ハッシュ記号 (#) などの文字が削除され、トリミングされたユーザー名が次のように別の列に保存されます。

出力:

PostgreSQL の btrim() 関数: 6

列にbtrim()を使用すると、不要な先頭と末尾の文字を削除してデータをクリーンアップできます。これはSELECTクエリで動的に行うことも、UPDATEステートメントで永続的に行うこともできます。