PostgreSQL の CEIL() 関数は値を切り上げるために使用されます。

  • PostgreSQL で切り上げ値を取得する – CEIL()
  • PostgreSQLテーブル内の列の切り上げ値、つまり上限値を抽出する列を作成します。
PostgreSQL ラウンドアップ – CEIL() 関数 1

PostgreSQL の CEIL() 関数の構文:

SELECT ceil(number_or_expression);

number_or_expression: これは、切り上げたり上限値を調べたりする数値または式です。

PostgreSQL の CEIL() 関数:

PostgreSQLのCEIL()関数は、切り上げ値、つまり数値以上の最小の整数を返します。

例1:

SELECT CEIL(4.56);

出力:

PostgreSQL ラウンドアップ – CEIL() 関数 2

例2:

SELECT CEIL(-3.14);

出力:

PostgreSQL ラウンドアップ – CEIL() 関数 3

PostgreSQLの列のCEIL()関数(値の切り上げ):

SELECT文内でceil()関数を使用すると、列内の各値以上の最小の整数を計算できます。例を使ってその方法を説明します。

bookkit:

PostgreSQL ラウンドアップ – CEIL() 関数 4

例1:

PostgreSQLテーブル内の列の切り上げ値、つまり上限値を抽出する列を作成すると、次のようになります。

select *,CEIL(charges) as ceil_charges from bookkit
  • 「CEIL(料金)」それぞれの値以上の最小の整数を計算します料金。
  • 「AS ceil_charges」  エイリアスを割り当てる”ceil_charges”  計算された上限値まで。

出力は次のようになります

出力:

PostgreSQL ラウンドアップ – CEIL() 関数 5

PostgreSQLの正の値の列のみを切り上げる

例 1 – CEIL() 関数の使用:

この例では、プラスの列のみを切り上げます。「価格」列を例に挙げてみましょう。

select *,ceil(price) as ceil_price from bookkit

出力:

PostgreSQL ラウンドアップ – CEIL() 関数 6

例 2 – CAST() 関数の使用:

この例では、正の列のみを切り上げる CAST() 関数を使用します。「price」列を例に挙げます。

select *,cast(price as integer) as ceil_price from bookkit

CAST関数は、列内の各値以上の最小の整数を取得します。

注記:この関数は、列全体が正の値を持つ場合にのみ適用されます。

出力:

PostgreSQL ラウンドアップ – CEIL() 関数 7